①援護問題等専門委員会
   北方領土問題に関連する諸問題の一つである元島民の財産権不行使、在島残置財産などや北方領土問題対策協
  会の融資制度、北方四島への自由訪問事業等について、当委員会で協議研究しています。

 ②援護対策相談事業
   元島民等の戸籍、在島残置財産の相続、公的融資制度の利用など援護問題に関する相談・助言を行っています。
  なお、公的融資制度の詳しい内容は(独)北方領土問題対策協会へお問い合わせください。

 
   北方四島自由訪問は、いわゆる「ふるさと訪問」で、元島民及びその家族が故郷の北方四島を訪問し、故
郷への思いを新たにするとともに、これらの島々に在住するロシア人との交流を通じて、相互理解を深める
ことにより、北方領土問題解決のための環境整備に資することを目的としています。
 この自由訪問事業は、平成11年から国の補助を受けて千島連盟が実施しています。
 自分達や祖先がかつて住んでいた居住地跡や学校、神社、小川などを時間の許す限り散策することができ
る自由訪問は、元島民の高齢化が進む中、毎年希望者が増加しています。参加した元島民の方々は、島に住
んでいた頃を思い出し、童心に返ったように元気に散策したり、祖先の墓参りを行ったりしています。


  先祖へのお墓参り(志発島)   北方四島交流等船舶「えとぴりか」
 
  交通艇で上陸(志発島)    四島側の艀で上陸(国後島古釜布)
 
  墓地へ向かう団員(国後島)   旧居住地跡の視察(択捉島)

   
 
北方四島自由訪問実施状況
開   始   年   度 平成11年度
実   施   回   数 76 回
訪    問     地 52箇所(延べ164箇所)
元 島 民 等 参 加 人 数 2,866 人
                           ※平成28年3月31日現在
 
   北方領土に住んでいた元島民達は、自分たちの祖先や親の墓を残したまま、強制的に本土に引
き揚げさせられました。ふるさとに置き去りとなっている先祖の墓をはじめ、肉親が眠る島々へ
墓参慰霊のため訪れたいという思いは、元島民の悲願でした。
 北方領土墓参は、昭和39年に千島連盟が主体となって開始され、昭和45年からは北海道が実施
主体となっています。現在、当連盟では参加者を集約し、北海道へ団員を推薦しています。
 この北方領土墓参は、未だなお解決しない北方領土がおかれている特殊な事情を考慮すると、
元島民等にとっては援護対策の一環として人道上極めて重要です。元島民達が自分達の故郷に帰
り、祖先の墓に手を合わせたときの感慨の深さは言うまでもありません。


引揚時のまま残っていた墓石
 
悪天候で上陸できず洋上での慰霊
 
仏式による慰霊祭
 

北方領土墓参実施状況
開   始   年   度 昭和39年度
実   施   回   数 38回(延べ100班)
実   施   墓   地 52箇所(延べ226箇所)
元 島 民 等 参 加 人 数 3,400 人
                           ※平成28年3月31日現在

詳しくはこちらをご覧ください ・・・
  北海道北方領土対策本部

 
   北方四島交流は、日本国民が北方四島を訪れ(訪問事業)、北方四島のロシア人住民が日本
を訪問する(受入事業)ことにより、相互理解と友好を深め、北方領土問題の解決促進に資す
ることを目的としています。
 現在、北海道を対象とした事業は北方四島交流北海道推進委員会が、また、北海道を除く全
国を対象とした事業は北方領土問題対策協会が実施しています。当連盟では、元島民やその家
族の方々を団員として両団体へ推薦しています。
 平成4年にスタートしたこの北方四島交流では、訪問先の地域の産業や経済、文化などの理
解を深めるため、社会教育施設や各種工場の視察、対話集会や交流会を通じての北方領土問題
についての意見交換、一般家庭への訪問やホームステイなどが実施されています。


住民交流会(H24年度 国後島)
 
ホームビジット(H24年度 択捉島)
 
意見交換会(H24年度 色丹島)

ホームビジット(H24年度 色丹島)

北方四島交流実施状況
開  始  年  度 平成4年度
訪  問  回  数 328 回
参  加  人  数 12,439 人
                           ※平成28年3月31日現在

詳しくはこちらをご覧ください ・・・  
北方領土復帰期成同盟
                    北方領土問題対策協会