終戦時に在島していた1万7千余名の元島民も今では1万名弱が亡くなり、生存している人達
も高齢化が進み、平均年齢は78歳を超えています。このように、当時の島々の様子や暮らしぶ
り、ソ連軍の侵攻や島から追われたときの様子などを知る元島民が減ってきている中、これら
の貴重な体験を風化させることなく、広く語り継いでいくことが重要になっています。
 このため千島連盟では、平成16年から元島民や後継者を「北方領土の語り部」として登録し、
要請があったときに派遣する仕組みをスタートさせました。現在登録されている語り部は、元
島民50名、後継者42名、合わせて92名となっています。


●派遣の仕組み

  
    語り部要請書はこちら

「北方領土の語り部」をご活用されたい方は、当連盟までご連絡ください。
(なお、交通費等実費は実施機関・団体等の負担となりますのでご了承ください。)

●語り部の紹介

きむら よしかつ
木村 芳勝 (元島民)

はぼまいぐんとう しぼつとう
歯舞群島 志発島
昭和9年生まれ

  

 

たかはし こうじ
高橋 孝志 (元島民)

はぼまいぐんとう ゆりとう 
歯舞群島 勇留島
昭和8年生まれ

  

 

まつか きよし
眞下 清 (元島民)

くなしりとう るやべつむら
国後島 留夜別村
昭和10年生まれ

  

 

さくらい かずこ
櫻井 和子 (元島民)

えとろふとう るべつむら
択捉島 留別村
昭和6年生まれ

  

 

おだじま かじこ
小田島 梶子 (元島民)

しこたんとう しこたんむら
色丹島(色丹村)
昭和6年生まれ

  
 

みふね しよこ
三船 志代子 (元島民)

えとろふとう しべとろ
択捉島(蘂取)
昭和13年生まれ

  

 

たかつか まさかつ
高塚 正勝 (元島民)

はぼまいぐんとう すいしょうとう
歯舞群島(水晶島)
昭和11年生まれ

  

 

かわた ひろとし
河田 弘登志 (元島民)

はぼまいぐんとう たらくとう
歯舞群島(多楽島)
昭和9年生まれ

  

 
 
 
   当時の島の様子を知る元島民が高齢化で年々減少しています。そのため、元島民の北方領土返還への熱い
思いを受け継いで、次世代へ語り継ぐ「後継者の語り部」を育成しています。
 「語り部」として現在活躍している元島民が豊かだった四島での暮らしや強制送還の体験などを力強く語る様子
を実際に見て学び、「語り部」としての基礎を勉強しています。
 また、語り部として経験のない後継者の実践の場として意識の向上やスキルアップを図っています。


元島民の語り部1
 
元島民の語り部2
 
後継者の実践1
 
後継者の実践2
後継者の実践3
 
熱心に耳を傾ける後継者